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■統合医療におけるフコイダン療法について

特にがんの治療において、当院では「フコイダン療法」を推奨しております。現代標準医療の治療 と吸収性の良い高品質なフコイダン(サプリメント)を患者さんの状態に組み合わせておこなう治療法です。現在、がん治療の現場で非常に注目されている治療法です。 フコイダンは、1996年に日本癌学会においても抗ガン作用として論文発表されており、全世界においても100種類以上の論文が発表されております。

■フコイダンの科学的メカニズム

フコイダンの癌に対する作用で明確になってきているものとして、

  1. 癌細胞に対するアポトーシス作用
  2. 免疫力強化作用
  3. 新生血管抑制作用

などが挙げられます。

1.癌細胞に対するアポトーシス作用

私たち人間の体は約60兆個の細胞で構成されています。 そして、その細胞は新陳代謝によって常に新しい細胞ができ、古い細胞が死んでいき入れ替わることにより60兆個が保たれています。 正常細胞は、一定期間を過ぎると自ら死を選んで死んでいくよううに遺伝子の情報の中に組み込まれています。 この様に、細胞が「自ら死を選んで自殺していく作用」のことを医学用語で「アポトーシス」と言います。

アポトーシスの例
・おたまじゃくしの尻尾がカエルへと成長する過程で消失し、無くなってしまう。
・人間の胎児の手には水かきがありますが、生まれて出てくるときは分離した5本の指になっている。
などがあります。
しかし、身体には死ななくなった細胞が増殖することがあります。 これが「癌細胞」なのです。 癌細胞はほとんどが死ぬことなく、増殖し続けるのです。 ですから「増殖・転移」し身体を侵していくのです。 ということは、癌細胞が正常細胞の「アポトーシス」つまり「自ら死を選んで消失」してくれれば、何ら怖がるに値しないものになります。 癌細胞を死に追い込む物質、それが「フコイダン」なのです。 癌細胞が自ら死を選んで自滅していくという訳ですから、本来考えられない現象です。

2.免疫強化作用

癌細胞と戦う兵隊を増やし、また強化し文字通り戦わせるということです。 癌細胞に負けない正常細胞になれば、大いに効果が期待されます。

3.新生血管抑制作用

癌細胞は非常にタフな細胞である以上、非常に栄養を欲しがります。 癌患者さんが通常の食事をしておられても痩せ細ってことがありますが、これは癌細胞に栄養を取られていると考えられます。 癌細胞が栄養を取り込む入り口が血管なのです。 癌細胞は自ら栄養を取り込む血管を作り、栄養を確保しようとします。 フコイダンは癌による新しい血管を作らせないという特性が報告されています。 結果的に癌細胞の内部に栄養が届かなくなり内部から「壊死」してゆくということになります。

■日本癌学会にて発表

フコイダンの「アポトーシス作用」に関しては、すでに第55回日本癌学会において「コンブ由来フコイダン及びその酵素分解物により誘導されたヒト胃癌と結腸癌細胞株のアポトーシス」という論文でその作用が発表されています。 その他「第18回糖質シンポジウム」「第69回日本生化学大会」などでも学会発表されています。